○"All for one"ルール

友人のプレイグループに出張GMとして参加することになり、先週末、ちょっと行ってきた。システムはSW2.0。グループメンバーは全員、20回以上プレー経験があるらしい。自分はプレイヤーで2回しか遊んだことが無い若葉マーク。そんなんが出張GMってアリ?w

ところがゲームが始まってみれば、それで全然構わない環境だった。その環境についてメモしておく。

"All for one"という遊び方

定義文のコピーをもらったので転載する。

define "All for one"
  • "All for one"はGMが希望する場合に実施される。
  • "All for one"の運用手順は以下の通り。
    1. ある裁定が必要な折に、GMが参加者に「どのルールを使えばいいか」を質問する。
    2. 上記の質問に対し、参加者は全員でルールブックの該当箇所を探し、GMに教える。
    3. GMは該当ルールを読んで、実際の裁定方法を決定する。
Inportant point "All for one"
  • 実施前に以下の要件について検討すること。
    1. "All for one"はレフリー(箱庭)型シナリオとの相性が良い。
    2. "All for one"はストーリー(戯曲)型シナリオで乱用しない方が良い。
concept "All for one"
  • セッション中にルールを確認する機会を作る。
  • 複数の該当ルールがある時、GMが「何故それを選んだか」を考える環境を作る。
  • セッション後に感想戦を行うきっかけを作る。

GM用ルールをプレイヤーが読む: 2D6で1」でも触れられていたが、こうした遊び方は今では一般的なのだろうか? 昔はGMと言えばルール全般を司るのが仕事で、プレイヤーはルールについて口出しせず、ただルールミスをしたときだけGMは何かと責められた。
感想戦でそのあたりについて尋ねたら、逆に昔のことを聞かれて戸惑った。なんであんなに昔のグループは、ルールの正確さだけに一生懸命だったんだ?w